一般社団法人『八丈島熱中塾』は、教育・学習に関する様々な活動を通じて、
皆様と一緒に八丈島の発展に貢献することを目的に、2016 年に設立されました。
現在は主に「八丈島熱中小学校」 の運営支援をはじめ、
八丈島の次世代育成に関する調査研究や、各種学習会、ワーキンググループ、セミナー、交流会などを開催し、
島民の生涯教育の機会提供のための企画・運営を行っています。
また、企業の教育・研修の企画・運営、そのための開催場所・食事・宿泊場所などの提供も行っています 。
理事長ご挨拶
AIやロボットなど変化のスピードは加速し、変化の規模も、これまでの社会や経済の構造をねこそぎかえるほどになっています。いまの若者たちは、人口減少と高齢化のなかで、人生100歳時代に多様に生きる。
多様に生きる時代、むしろ地方がネットを駆使し、大きな力をもってくる。
学び、交流し、はじめる、そして次世代へ。
いきいきした若者の島、多様な年齢の力をあわせた島、八丈島が、あたらしい日本を、あたらしい世界をつくる先端を行く。
まず、学びから。
一般社団法人八丈島熱中塾 理事長
<理事長 プロフィール>
1974年 東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。出版社、セコム新事業開発室長、セコムラインズ社長などを経て1998年1月、株式会社ネットラーニングを創立。2010年1月、株式会社ネットラーニングホールディングスを設立し、現在、グループ企業4社の代表取締役、上海を拠点とする明香企業信息諮詢(上海)有限公司の董事長を務める。JMOOCの理事、e-Learning Initiative Japanの理事長などに就任し、eラーニング業界の発展にも積極的に取り組んでいる。2015年、熱中小学校(山形県高畠町)の客員教諭、2016年、八丈島熱中小学校の校長に就任。
活動目的
教育・学習に関するさまざまな活動を通じて、皆様といっしょに八丈島の発展に貢献すること。
事業内容
当法人の主な事業内容は以下のとおりです。
- 八丈島の次世代育成に関する調査研究と、さまざまな方法によるグローバル人材育成、ITリテラシー・スキル等の習得、リーダーシップの習得、進学、歴史伝統文化等に関する教育学習の機会を次世代の島民に提供
- 学習会、ワーキンググループ、セミナー、交流会、コンテストなどの開催
- 各地の熱中塾をはじめ、八丈島の内外の関連諸団体との交流、共同活動
- 八丈島の島民の生涯教育の機会提供のための企画、実施、運営
- 八丈島の島民の起業を支援する教育学習の機会の提供
- 八丈島の次世代育成のための教育学習の経済的な支援
- 教育、研修、学習 その他のための開催場所・食事・宿泊場所などの提供
現在取り組んでいる事業
八丈島熱中小学校 運営支援
2015年10月に山形県の高畠町で開校した「熱中小学校」の八丈町への展開、「八丈島熱中小学校」のオープンスクール開催、開校準備、開校後の運営支援を行っています。
「熱中小学校プロジェクト」は、1970年代に放映された人気テレビドラマ『熱中時代』の舞台となった時沢小学校(山形県高畠町、2010年3月廃校)を再開校し、県内外の人材交流や起業家支援によって地方創生をめざす取り組みです。
八丈島での企業研修の企画、アテンド
今後の日本社会における課題先進地である八丈島というフィールドを活用し、地方・島の現状と課題、それに対する取り組みを実際に見て、聴いて、体験していただくことを通して、企業の皆さまに自社・自身の課題や今後の施策検討に取り組んでいただくスタディーツアーを企画・ご提案いたします。
当社団法人はさまざまな地元企業・団体にご協力いただいており、ご要望に応じた企業見学、意見交換、フィールドワーク、研修会場などのコーディネートが可能です。
また、食事・宿泊施設についても、観光協会様の協力のもと、ご参加人数やご要望に応じた最適なプランをご支援させていただきます。
地域教育推進ネットワーク東京都協議会会員
当法人は「地域教育推進ネットワーク東京都協議会」に教育支援団体として登録しています。当協議会は、子供たちの教育活動に、企業、大学、NPO等の専門的な教育力を効果的に導入するためのネットワークづくりを目指しており、子供たちが多様な大人と出会い、新しい体験をする中で、社会性を育み、積極的に学ぶ意欲を持てるような教育環境の整備を目指して様々な活動に取り組んでいます。第5期東京都生涯学習審議会答申「子ども・若者の『次代を担う力』を育むための教育施策のあり方について~『地域教育プラットフォーム』構想を推進するための教育行政の役割~(平成17年1月)」を踏まえ、平成17年8月5日、東京都教育委員会によって設立されました。